皆既月食・天王星食観望会

 2022年11月8日 天文同好会の現役から皆既月食と天王星食のOBOG会へお手伝いの依頼がありました。OBOG会から野平会長、内河さん、坂本さん、星野の4名が参加しました。

OBOG会から寄贈した望遠鏡、赤道儀、CMOSカメラの組み立てをレクチャーし現役に組んでもらいました。月食が始まると人が増え始めました。大学内の駐車場でしていたため会員以外の帰り途中の大学関係者も何人か見に来ました。




天王星潜入の20時40~41分にみんなで画面を見守り、皆既月食中の暗い月に天王星が隠れたときは歓声があがりました。

天王星潜入

天王星出現の21時20~21分になると皆既月食が終わり部分月食になり、月がかなり明るくなっていました。みんなで画面を見守り、月のふちにコブのようなふくらみを見つけたときはまた歓声があがりました。

天王星出現

電子観望は複数人で同時に見えるのでスポーツのパブリックビューイングのように体験を共有できます。新しい観望会の姿だと思いました。

月と天王星の明暗差が大きいため電子観望では星の色がよくわかりませんでしたが、望遠鏡で眼視では赤い月との対比で天王星が青いことがはっきり分かりました。明暗差が激しいものは人間の目の方が優れているようです。

望遠鏡のアイピースにスマホをのぞかせて野平さんが撮影
天王星が青く見えます

OBOGはサポートに回るつもりでしたが、月食と天王星食を楽しませてもらいました。今後、現役とOBOG会の合同観望会が開催できたらいいと思いました。




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